青梅出荷基準 （和歌山県の基準）
青梅出荷基準 （和歌山県の基準）
（１）出荷基準
| 階級 | 大 梅 | 小 梅 | ||
|---|---|---|---|---|
| １果の基準果実径 | １果平均果実重 | １０ｋｇの平均果実数 | １果の基準果実径 | |
| ４Ｌ | ４.５ｃｍ以上 | ４５ｇ | ２３５果 | |
| ３Ｌ | ４.１ｃｍ以上〜４.５ｃｍ未満 | ３５ｇ | ３００果 | |
| ２Ｌ | ３.７ｃｍ以上〜４.１ｃｍ未満 | ２５ｇ | ４２０果 | ２.３ｃｍ以上 |
| Ｌ | ３.３ｃｍ以上〜３.７ｃｍ未満 | ２０ｇ | ５２５果 | １.９ｃｍ以上〜２.３ｃｍ未満 |
| Ｍ | ３.０ｃｍ以上〜３.３ｃｍ未満 | １５ｇ | ７００果 | １.６ｃｍ以上〜１.９ｃｍ未満 |
| Ｓ | ２.７ｃｍ以上〜３.０ｃｍ未満 | １０ｇ | １０５０果 | |
（２）１果の等級別基準
| 秀 | 優 | 良 | 注意事項 ・雨採りの果実は 充分乾燥させ選別する ・未熟果は出荷しない ・果実の取り扱いは特に 丁寧にする |
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| 形状 | 品種固有の形状を なし最も良好な物 |
形状良好な物 | 優に次ぐもの | |
| 色択 | 品種固有の色択で 最も良好な物 |
色択良好な物 | 優に次ぐもの | |
| 黒星病 かいよう病 |
不可 | 黒星病の斑点が １〜２個 かいよう病１〜２個 で軽微なもの |
黒星病の斑点が ３〜５個 かいよう病３〜４個 で軽微なもの |
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| 傷害 | 不可 | 軽微なもの | 特にひどいものは 不可 |
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| その他 | １.適期収穫の実施 ２.日焼け果（うるみ）は除く ３.ホウ素欠乏（ヤニ）果は除く |
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梅干し選別基準 （ＪＡ紀南の基準ですが和歌山県内ではほぼ同様、JAみなべいなみは若干大きめ）
サイズ
| 階 級 | ５Ｌ | ４Ｌ | ３Ｌ | ２Ｌ | Ｌ | Ｍ | Ｓ |
| １果重 | ３２ｇ以上 | ２５ｇ〜３２ｇ未満 | １９ｇ〜２５ｇ未満 | １４ｇ〜１９ｇ未満 | １０ｇ〜１４ｇ未満 | ７ｇ〜１０ｇ未満 | ５ｇ〜７ｇ未満 |
品 質
| 等 級 | 選 別 要 領 |
| Ａ級 |
・黒星病・かいよう病の斑点、および傷害のないもの《無傷》 ・皮肌は適度に柔らかく粒ぞろいの良好なもの ・階級表示は５Ｌ〜Ｓまで区分けする |
| Ｂ級 |
・黒星病・かいよう病の斑点（直径２ｍｍ以下）が３個以内 の軽微なもの、および軽微な傷害果 （大きな斑点はＣ級とする） ・皮肌は適度に柔らかく粒ぞろいの良好なもの ・階級表示は５Ｌ〜Ｓまで区分けする （注）皮の堅いもの、及びヤニ果、シコリ果、虫害果は除く。 |
| Ｃ級 | ・黒星病・かいよう病の斑点（直径５ｍｍ以下）が２０％までのもの ・階級表示は５Ｌ〜Ｓまで区分けする （注）虫害果、腐敗果、ガリ果は除く。 |
格外 |
・外 ・・・斑点が多いもの、果肉が未熟で堅いもの ・切れ ・・・皮の破れたもの ・ガリ ・・・果肉が無く堅いもの （注）外、切れ、ガリは別々にタル詰めをする。但し、ツブシにする場合は外と切れは混合でも可。 |
※当園では外観を優先するのではなく、減農薬、減塩や安価といった毎日の食卓にある梅干しを前提としていますので、上記規格とは大きな違いががあります。
小さなキレやキズは上記では格外やＣ級、よくてＢ級となりますが、当園ではふっくらとして柔らかい梅であれば上級品として扱います。勿論、大きなキズや食感を損なうものは除きます。
肉質が柔らかく皮が薄い上に減塩となれば、キレるのは当たり前で、それを防ぐ意味で多くの農家はニガリを添加したり、塩分濃度を２０％程度まであげることをしているわけです。
つまり、生産者都合で塩分高めとなっているのです。勿論、加工業者は塩抜きをして味付けをしているのですが。
当園は直接御客様にお届けするという性格上、上質と安価という両立しにくいものを詰め込んだ結果が、キレやキズがありますがそれが何か問題でも、という開き直りであり
こだわりといえるものです。それがお気に召さない御客様には他の名店に足を運んでいただきましょう。生産者原価を知る者にとってはそれもデフレ脱却と拍手をしましょう。
超Ａ級品とＣ級品（キズ）や格外（キレ）が同じ容器に入っていて、ちょっと安いというのが日新農園の梅干しとご理解下さい。
