有機農業
3年以上の間、化学合成農薬及び化学肥料を使用せず、堆肥等で土作りを行った圃場で生産すること。JAS法により認定機関による認証が義務づけられている。
有機JASの詳細についてはインターネットで農水省ホーム>消費・安全>食品表示とJAS規格>有機農産物の日本農林規格(PDF:155KB)で検索を。
例えば私が使用した肥料や農薬などで有機として通用するのは、発酵鶏糞、バーク堆肥、粒状石灰とフェロモン剤だけであり、殺菌剤や化成肥料はアウトになる。
エコファーマー
環境に優しい農業に取り組む栽培計画を策定し、和歌山県知事から認定を受けた農家のこと。
和歌山県特別栽培農産物
節減対象農薬と化学肥料の双方を、慣行栽培より半分以下に減らして栽培された農産物のこと。
南高梅の場合、農薬を単用にした場合の使用回数として12回から6回に減らし、肥料の窒素成分30kgを 15kgに減らすことになる。
但し有機JASと違い、私が使用したカスミン液剤、マイコシールドはカウントされない。つまり、カイヨウ病については慣行防除と同様、黒星病の薬剤と混用散布しても
1回としかカウントされない。除草剤はカウントされるし、秋期にコスカシバやアメリカシロヒトリの殺虫剤散布を推奨されるとなると、どれを仕分け対象にするか迷う。